異次元空間 夢KAN

トートツに現れたのはかもうりといううりで
かぼちゃにうりふたつのうりだそうでうりものではありません
ここは昭和町のレトロな雰囲気がする町並みの一角に軒を連ねる蕎麦屋「夢KAN」さん
こんなけったいなオブジェをカウンターに置いているのはここぐらいのもんでしょう




カウンターの背にある夢KANギャラリーにはモチーフ編みが展示されています
きれいなレース編みがこんなアートにもなるんですね
毎回これを見るのが楽しみです
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野沢菜のおやきです
夢KANさんには蕎麦以外は数種類のおやきしかなく
蕎麦屋でよくあるその他の料理はありません
極めてシンプルなメニュー構成なんですね
他のお店ではありえないことかもしれませんが
ここにきて見ず知らずのお客さんと話さなかったことがありません
ふつう初めてお店であった人としゃべるのは気恥ずかしくてできないもんですが
ここではお客さん同士が友達みたいに話をします
私だけかもしれませんここで多くの方に出会いました
決して広いとはいえない四席だけのカウンターに詰めあって座るとなんとなく他人のような気がせず自然に会話がはじまります
この日もけっこう盛り上がりました
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一時間以上話をして蕎麦を食べるのを忘れていました(どんな店やねん)
とろろそばの上にはめかぶが乗っています
この食感がいいもんです
値段の安さでは群を抜く夢KANさんですが
ここだけの話蕎麦の量が他所よりの少し多いようです
割高感の強い蕎麦屋さんにあってここだけはコスパもいいように感じます

最後はお約束の蕎麦湯でしめます
「美味しかったなぁ」
ふつうのお店ならばそれだけですが
夢KANさんは「楽しかったなぁ」
そんな気持ちで家路につくことができます
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