遠くへ行っちゃうのね 麺屋彩々

今年初めてありついた鶏塩らーめん
皆さんいろいろ好みもありましょうが
私としてはここ10年でベストの一品
塩味であっさりしているのに深さを感じますし
器と鼻の距離が10cm程度になると焼けた鶏の皮が鼻をくすぐります
細いどシャキっとした麺
箸休めの春菊とネギ
さりげなく心憎い演出が施されています
お芝居の舞台もそうですが本番までの準備が大変
素人がわからない華やかさの裏でたくさんの労力と時間がかけられています
それを覗くのは客として粋だとは思いません
むしろ華やかな舞台を心行くまで楽しみ
大きな拍手をすることが客席にいる側のたしなみのように思うのです

このお店が中華料理店からラーメン屋に変わったのはいつのころでしたっけ?
周りの評判の良さについつられ足を運んだのも数年前
今度は昭和町の地で活躍されるそうです
いわば栄転なわけです
滅多に立ち寄らない客の立場ではありますが
大きな拍手とともに送り出したいと思います
正直今の私の環境ではちょっと厳しいかもしれませんが
必ず昭和町にも足を延ばしてみることにします
なあに。。地元店がそうでなくなっただけの話
麺屋彩々は麺屋彩々
ずっと変わらずいいラーメンを提供してくださるに違いありません
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