マルトマ食堂半端ないって

苫小牧の関心ごとってやっぱり食べ物
ホテルでの食事がメインにはなりますが
昼食はどこかで食べるわけで
あらかじめ調べておく抜け目のなさ
美味しそうなお店がいっぱいある中
もっとも心を鷲づかみにされたのはマルトマ食堂でした
さほど高級なお店というわけではなく
漁港にある小さな食堂という環境が魅力的でした
観光客相手のお店は値段が張る割に満足度が低い
そんな印象を持っておりましたので
港で働く方が利用する食堂であれば食材の良さは間違いないと踏んでいました

事前に注文するものはこのマルトマ丼と心に決めておりました
ホッキカレーが名物ということなんですが
ここまで来てカレーの選択肢はありません
このゴージャスな海鮮丼が1200円
くだらない説明は無意味です
このビジュアルからご推察いただければお分かりいただけるはずです
帰りに空港で同じような海鮮丼を見つけましたが
さらに1000円以上お高い値段で提供されていました
昼食を食べるために1時間並んだのは記憶にありません
ハッキリ言って寒かったです
潮風に身をさらしダウンジャケットを着こんで並んだ甲斐があったというものです
ホントハンパないって
空膳
環状線でGO!
たこ磯

4年間通った明石ではありますが、何を隠そう魚の棚は数回しか行ったことがありません
おかずを買いに明石まで行ってたわけではありませんので当然かもしれません
仕事がらみで明石に行ったら久しぶりに明石焼きが食べたくなります
もちろん現地では明石焼きとは言わず玉子焼きと呼びます

木村屋に行こうと思ったら月曜定休
魚の棚に行ったらあるだろうと思ったらさっそく目についたのがこのお店
ぶっちゃけどこでもよかったんでとにかく入りました

むかしならこれで足りるはずもなかったのですが
今はこれでお腹いっぱい
経済的な身体になったもんです
大阪のたこ焼が攻撃的であるとするならば
玉子焼きは暖かく魂を抱きしめてくれる癒し系
似て非なるものとはこういう対比をいうのでしょう
大阪で食べる明石焼きの多くはたこ焼をダシで食べるもの
あれは邪道です
近八尾の新喜八さんの明石焼きくらいでしょう
本場と変わらないものは…
食べ終わってブラブラ魚の棚を歩けば余韻に浸れます
ただ奥の方に行くほど値段が安くなる法則性に気づきました
これも商売ですもんね
今度行ったら西の方から攻めよう
麺処 ほんだ

忙しくて夕食を買いに行ったり作るタイミングもなかったので
これ幸いとほんださんに向かいます
半ば計画的犯行みたいな感じで密かにチャンスをうかがっていました
塩と醤油がメインなので順番に食べている格好ですが今回は醤油の出番
レギュラーサイズにする予定が着席するなり大盛りと口走ります
せっかく来たなら心行くまで食べたいんですね
いつも通り旨さがワンテンポ遅れてジワッと迫ってきます
少しスパイシーになったような気もしますが
土台あまり信用のおけない舌なもんで確かなことは言えません
オイリーでもありますが口当たりは実にさっぱり
自己主張が強すぎないからこそスープの味わいが引き立ちますし
麺の力強さも伝わってきます
毎回そこそこお客さんが入って回転しているので
この界隈でも評判になっているのでしょう